グリストラップ清掃の重要性

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グリストラップ清掃の重要性

ここでは、福岡の清掃のプロ、株式会社NSKメンテナンスが、清掃・掃除にまつわるノウハウ、情報を発信していきます。飲食店や事業主の皆様の中には、頻繁に清掃をしている方もいらっしゃれば、業者にまかせっきり、業者にも頼んでいないという方もいらっしゃるかと思いますが、このコラムを読めば清掃をする重要性やそのメリットなどがご理解いただけると思いますので、参考にしてみてください。

 

今回は飲食店の中でもよく相談を受けるグリストラップについてまとめていきます。

グリストラップって何?

 

グリストラップとは別名「油水分離阻集器」とも言います。

グリストラップの「グリス」とは油脂のことを指し、飲食店の厨房などから出る油分を含んだ汚水が下水に流れないように置かれている設備になります。

これは設置が義務付けられており、どの飲食店にも設置しているのが普通です。当社では厨房のダクト清掃と同じくらい清掃依頼を受けることが多く、厨房の中でも頻繁に清掃しないと衛生面で最もリスクのある箇所になります。

その原理は後にもご説明致しますが、残飯を入り口のバスケット(カゴのようなもの)で受け止めるとともに、水と油の比重差で油分のみをグリストラップ内に集める構造になっています。

一般的な管理の仕方

 

あくまで理想ではありますが、NSKメンテナンスでは、お客様にも定期的な清掃を行うとうに提案させて頂いております。

もちろん、弊社のような清掃会社が定期的に行うのが理想ですが。厨房の規模や金額によってはお客様自ら定期的に清掃を行ってもらうことによって、清掃の頻度や清掃コストを下げることができる場合もございます。

あくまで参考ですが、NSKメンテナンスが提唱するグリストラップの清掃頻度は下記のようになります。

 

バスケットの残飯掃除…毎日1回

浮いている油脂の掃除…1週間に1回

沈殿物の掃除…1ヶ月に1回

排水トラップの掃除…2~3ヶ月に1回

 

このような頻度で行っていれば衛生的に問題が起こる可能性は低くなります。

しかし、お客様自ら時間を割いてこの頻度で清掃を行うことは時間の無駄にもなりますし、

厨房設備として取り扱いを間違えると大きな損害にもなりかねないので、最終的には、当社のような、厨房清掃のプロに依頼することをオススメします。

 

グリストラップを清掃しないとどうなるのか?

 

ここまでグリストラップについて紹介してきましたが、中には創業から全く清掃をしない飲食店様もいらっしゃいます。その場合はかなりリスクがあり、場合によっては廃業まで追い込まれるようなことにもなりかねません。改めてですが、グリストラップを清掃しないリスクがあります。

 

詳しくはこちら

http://www.nsk-mente.com/cleaning/greasetrap.html

グリストラップの構造・部分別の清掃

 

ここではグリストラップの中でも部分別に清掃方法を紹介していきます。

NSKメンテナンスでは、グリピカロボ、グリピカサララという専用の機器や洗剤を使用しており、

工程は少し違いますが、大枠の流れは下記のようになります。第2項で紹介したようにお客様自身で清掃を行う場合、清掃箇所と清掃頻度を決めておくことで効率化は図れるかもしれません。

 

バスケット

厨房からの残飯や汚水を最初に受け止めるカゴのようなものです。最初の受け皿になるため、最もゴミが溜まりやすいので、毎日清掃することをオススメしています。

 

油脂分の回収

グリストラップという名前の通り、油分が浮いている場所があります。こちらの溜まっている油分をすくい上げ、処理しないといけません。頻度に関しては週1回程行うことができれば臭いが客席に漏れることはないでしょう。ただし、汚れがひどいので、従業員のモチベーション低下につながることがあります。

 

 

底部沈殿物

グリストラップ内には沈殿物が溜まっていきます。比較的油分の少ない汚れが内部に沈殿しているので、それをストレーナーなどですくいあげます。こちらは月1回程度できれば十分かもしれません。

 

 

グリス阻集器内

グリス阻集器とは、バスケットや浮上分離した油分以外の水分に溶解している物質を集めるための装置です。この内部を定期的に清掃しないと悪臭の原因になります。

 

全体の洗浄

最後に、内部、蓋含めて全ての箇所を専用の洗剤を使って洗い流していきます。デッキブラシを使い綺麗にしていきます。この工程までは洗剤を使用していないので、ここまでやらないと根本的に清掃したことにはなりません。専門の洗剤や清掃の仕方などはやはり専門業者でないと難しい場合もありますので、業者に依頼することをオススメします。

まとめ

 

如何でしたでしょうか?厨房の衛生面を守るのであればやはり定期的な清掃と専門業者による清掃が必須になります。悪臭による客数の低下や清掃不足によりコストの膨らみを回避するためにも弊社のような清掃のプロに一度相談することをオススメします。

NSKメンテナンスでは、長年の実績や多彩なノウハウにより、お客様の衛生環境を守るお手伝いをしております。ご質問やご相談があれば一度お問い合わせ下さい。弊社スタッフが親切丁寧にお客様の課題にお答えできます。

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